お知らせ
木や森について考えたことってありますか?
日本には多くの森林があります。
先人たちは木を上手に育て、使い、生きてきました。
自分たちのメリットだけでなく、環境にも優しい循環。
それが森のサイクル。
にほんの木を使って、人も森も日本も元気に!!
にほんの木、できれば、地域の木材をつかおう!!
木を切ることは悪いことではありません。せっかく使い時の木を放置する方が自然に良くありません。
植え→育て→収穫し→使う
このサイクルがとっても大切なんです。
植林した木はどんどん大きくなります。その木を放置しておくと、それぞれの木の根っこは混み合い、葉は茂り、太陽が当たらなくなります。
日が当たらない地面は緩くなり、根っこを張れない木は不安定に…。これが山崩れなどの災害のもとに!!
枝打ちや間伐などをしっかり行い、山を育てることが大切。育った山の木はちゃんと自分たちで使いたいですね。
生えている木は大気中の二酸化炭素を吸収し蓄えるため、地球温暖化防止につながります。
二酸化炭素を吸収した木は伐採されるとどうなると思いますか?
木は伐採された後も蓄えた炭素を保ち続けます。
では、木を伐採せずにどんどん木を大きく育てればいいのに!と思いますよね?
しかしながら、木は大きくなるにつれ、二酸化炭素の吸収力は衰えてしまうんです。。。
吸収力の衰えた木を計画的に伐採し、そこにまた新しい若い木を植えることは、二酸化炭素吸収力の高い森林を育てることにつながります。
さらに、にほんの木、地元産の木を使用することは、輸入材の量を減らすことができ、海外からの輸送時にでる温室効果ガスの排出量を抑えることができるんですよ。
木材は、断熱性が高く、調湿作用があり、目に与える刺激が小さいなど、人に心地よい感覚を与える素材。
人が気持ちいいと感じる触感というのは、人肌。
その次に木の質感です。
それは程よい温もり、滑らかさを木が持っているから。
右の図を見て下さい。プラスチックや石に比べると、衝撃吸収率はかなり違います。
床や壁に木材を使用することは、安全面でもおすすめです。
また、木材は紫外線をよく吸収します。
紫外線は肌だけでなく、目にも悪い影響を及ぼすことが知られていますが、木材に反射する光にはほとんど紫外線が含まれていないという結果が出ています。
紫外線の反射が少なければ、目に与える刺激も少ないということですので、木材は目にやさしい素材と言えるでしょう。