『家族の未来を支える木の住まいづくり』 なら ののもくの家

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ZEHへの取り組み

脱炭素社会のカギ

投稿日時:2023/09/25(月) 09:20rss

先日テレビで見た問題は『リチウム』のことです。

リチウムは今ではなくてはならない携帯やPC・電気自動車などのバッテリーの原料となる大切な資源です。

リチウムイオン電池は太陽光などの再生可能エネルギーを効率よく蓄電できる

ことなどから”脱炭素社会のカギ”とされています。

リチウムの生産地はボリビア、チリ、アルゼンチンが主な産出国です。

そのボリビア、チリ、アルゼンチンに接するウユニ塩湖はリチウム埋蔵の湖とされ

現在リチウムを採る工場で争奪戦となって問題になっています。



リチウムは地下水をくみ上げを蒸発させて作られます。

そのため塩湖周辺では環境問題が発生し先住民族・水・動物にとっては

重大な影響が出てきているようです。

特に地下水と雪解け水が将来干上がるのではないかとされています。

現在起きている事は、湖に来るフラミンゴが減ってきて、

リャマが食べる草も湿地帯が乾燥して減ってきているとのことです。

先住民族の村長が登場して

「ここに住む自分たちが死ななければならないのか?

ここから出ていかなければならないのか?」

不安にお話しされていました。

特にリチウムを中国が手に入れようと、巨額のお金を投じ開発加速させているようです。

このままいけばリチウム争奪戦による環境破壊が進んでいくのは間違いないでしょう。

せっかく脱炭素社会のカギと言われながらも採取されすぎると環境破壊に繋がるのは問題です。



日本はフィリピンからリチウムを輸入していますが、

地元との環境を考え、対話しながら地元に優しい抽出方法を考えて欲しいものです。

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